オーストリアワインって、どんなワイン?
AWMB(オーストリアワイン・マーケティング協会)では、
オーストリアワイン全般の特徴をまとめて、小冊子を作成、いろんなところで配布しています。
その特徴を、気候・土壌・文化的要因から簡単にまとめると、以下のような感じかと。
< 気候 >
基本的には冷涼で、大陸性の気候 降水量は全体としては少なめ 寒暖の差が激しい
⇒凝縮度があり、クリアなワイン。また、年較差が大きい。
< 土壌 >
極めて多彩でかつ重要な要素(大きく、原成岩・レス・石灰岩・砂利その他、と4つに分類しておけばよい)
⇒テロワールを表現するワイン。
< 文化的・社会的要因 >
・ローマ時代からのワイン造りの伝統
・自分たちが飲むためのワイン 新酒の文化もあり
・1985年ジエチレングリコール事件以降の徹底した品質管理
⇒少量生産・高品質主義。 フード・ペアリングのしやすいワイン。
2011年のオーストリアワイン大使コンテストでの、
第一次審査の課題
「世界のワインの中で見た場合、オーストリアワインはどのような特徴をもち、どのような位置づけにあるのかを、自由な視点から述べてください。」
2011年当時のシノハラのレポートを、載せておきます。
今見るとかなり拙い・恥ずかしい気持ちもありますが、端的にその魅力を表現できている部分もあるかと思います。
理屈はともかく、飲んで理解したい! という健全な(笑)方は、
シノハラ厳選のオーストリアワインをオンラインショップから買ってみてください。
僕のセレクトは、単純に取引のあるインポーターのものを列挙するのではなく、
オススメのものを厳選して載せていますので、
オーストリアワイン大使がオススメするものを飲んでいたい、というニーズにぴったりです。