オーストリアのワイン法

ワイン法の正確な情報を調べたい方は、
オーストリアワイン・マーケティング協会のHPをご覧ください。
ここでは、ワイン法を知る上での前提知識や、
オーストリアのワイン法を理解する上でのポイントなどを
解説していきます。


ワインには、ワイン法がある

日本人には、ちょっとわかりにくいのですが、
基本的に主要なワイン生産国では、
ワイン生産に関して、法律でいろいろと決まっています。
ブランド的な産地を保護する事や、
質の悪いワインを市場に出さない事が、主な狙いです。

例えば、
フランス・ブルゴーニュ地方の品種ピノ・ノワールを、
フランスのボルドー地方で育てたとします。
自分の土地で何を作ろうが、それはその人の勝手です。
ただ、それは「ボルドー」の名を冠して市場に売る事は許されません。
ボルドーを名乗るには、品種はこれこれ、作りはこれこれ、と決まっているからです。
そうやって、長い伝統があり、またブランド力もある「ボルドー」という名前を守っています。
消費者に対して「ボルドー」とラベルにあれば、だいたいこんな味、と保証する事にもなりますね。


非常に厳しいオーストリアのワイン法

オーストリアのワイン法は、
「世界で最も厳しい」と言われています。

なぜか。

1985年のワイン業界の大スキャンダル、
「ジエチレングリコール事件」というのをご存知でしょうか。

(編集中)

ここで、オーストリアワインは、国際的には、一度死にました。

ここからが、この国の立派に思う所で、
国を挙げてエイヤっと「量より質」の方針に転換。
その手始めに作り上げたのが、大変に厳しいワイン法だったのです。

現在のオーストリアワインの国際的な成功は、
大きな問題が発生した際に、その問題点をきちんとクリアして、
しばらく不遇の時代が続こうとも、長期的な視野で品質と信頼回復に努めた、
その成果がようやく現れたものとも言えます。

これよりはるかに大きな環境問題を起こしても、
すぐにそれを風化させ、同じ過ちを繰り返そうとする、
そんな国もあります・・・ってね。


ドイツ式のワイン法から、フランス式のワイン法へ
DACの導入

ソムリエ試験の勉強をしている方に、
「オーストリアのワイン法の、DACとかがワケわかんない」
と何度か言われました。

はい、その通り。
ホントに解りづらいです。

何故かと言うと、
ちょうど今、ワイン法を大きく転換している過渡期にあたり、
新旧のワイン法が、ごっちゃになっているんですね。

結局DACって何なの?ザックリお話しします。

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