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オーストリアワインと鮓の本がでました。

銀座の歌舞伎座向かい徒歩2分ほどのところにある

お寿司屋さん「壮石」のオーナー岡田さんの本がでました。

岡田さんとは、オーストリアワイン大使仲間です。

壮石さんには、弊社からも、ワインをいっぱい納品しています。

日本語と英語が併記で、グローバルに和食・鮓の魅力を紹介する内容にもなっています。

素晴らしい本ですので、ぜひお手にとってみてください。

2015年ワインエキスパート試験・オーストリアの問題&解説

2015年8月23日(日)に実施された

ワインエキスパート呼称資格試験

における、オーストリア関連問題&解答・解説 です。

第79問
オーストリアで栽培比率が最も大きいワイン用黒ブドウ品種を1つ選んでください。
1.Merlot
2.Blauburger
3.Blaufrankisch
4.Blauer Zweigelt

正解:4
解説:オーストリアで栽培面積最大の黒ブドウはツヴァイゲルト。
Blauer ZweigeltとかZweigeltrebeとか、いろんな言い方をされますが、現地ではほぼZweigeltとしか言われません。
クロスターノイブルグのツヴァイゲルト博士が開発した交配品種で、ブラウフレンキッシュとザンクト・ラウレントの交配。
選択肢2.のBlauburgerは、おそらくBlauburgunder(ピノ・ノワール)の表記ミスでは、と思います。

第80問
次の記述に該当するオーストリアのワイン産地名を1つ選んでください。

「冷たく湿気を帯びたヴァインフィアテルからの風と、暖かく乾燥したパノニア平原からの風の影響を受ける。主な品種はグリューナー・フェルトリナーとリースリングであり、DACを名乗るためにはこれらの品種のどちらかを使用しなければならない。」

1.Eisenberg DAC
2.Mittelburgenland DAC
3.Kremstal DAC
4.Neusiedlersee DAC

正解:3
記述前半の部分は、ニーダーエスタライヒ州の複数の産地で一般的に言える事ですが、後半のDAC規定に関しての記述で、クレムスタール、カンプタール、トライゼンタールの3つの産地に絞られます。
選択肢の他の3つはすべてブルゲンラント州で、赤ワインをDACとして設定している産地ですので、正解は3

厳密に言うと、この 文章―答え の組み合わせは少しおかしいと思います。
DACは、その土地の最も典型的なスタイルのワインのみに、そのエリアの名称を許可する、というコンセプトの新しいワイン法です。
つまりKremstal DAC は「産地」というより、「銘柄」であって、設問の文章は、「クレムスタール地区」についての説明という方が適当であろうと思います。
逆に言うと、答えがKremstal DAC なら、
「冷たく湿気を帯びたヴァインフィアテルからの風と、暖かく乾燥したパノニア平原からの風の影響を受ける産地の特徴を生かした、辛口で溌剌としたグリューナー・フェルトリナーかリースリング」
と、ワインとしての説明をすべきであると私は考えます。

これは、DAC法の分かりにくい所です。
基本的にDAC法はフランス・ブルゴーニュ地方の品質ピラミッドをお手本にしています。
お手本となったブルゴーニュは、白ならシャルドネ、赤ならピノ・ノワールと基本的に単一品種なので、
ジュヴレ・シャンベルタンと言ってジュヴレ・シャンベルタン村の「産地の説明」をしても、
ジュヴレ・シャンベルタンという、「ワインの説明」をしても、
説明としてはおかしくありません。
ジュヴレ・シャンベルタンは、産地であり、ワイン(ピノ・ノワールを使った赤ワイン)でもあるからです。

が、オーストリアは事情が違います。
クレムスタールのDACはグリューナー・フェルトリナーとリースリングですが、
実際クレムスタールに行くと、結構多彩なワインを造っていて、ピノ・ノワールも植わっています。
他にも、ツヴァイゲルトほかいろんなワインが作られています。
それが、クレムスタール地区の姿です。
産地としての説明 と、
クレムスタールDAC の説明は、ちゃんと区別する必要があります。

おそらく、この点にいちいち目くじらを立てるのは自分くらいかも知れませんが、
この辺の事情をスッキリ説明していかないと、
いつまでたっても、オーストリアワインはわからない。
と言われると思います。
ソムリエ教本のみならず、オーストリアで大元の情報を発信する側(AWMB)ですら、
この辺の説明を不十分なままです。。。

オーストリアワイン大使の新Facebookページができました。

昨年末ですが、
オーストリアワイン大使の有志で、
今後もオーストリアワインの美味しさ・楽しさを皆さまに伝えていくため、
AdWein Austriaアドヴァイン・オーストリアというチームを結成し、
この度、
「あれこれオーストリアワイン」というFacebookページを立ち上げました。

あれこれオーストリアワイン

https://www.facebook.com/austriawinefest

オーストリアワインに関するイベントの案内や、
オススメのレストラン・ショップ等のご案内、
リレー形式のコラムなど、
充実した内容に今後していきますので、
ぜひ、「いいね!」をお願いします。

 

(この「オーストリアワイン入門」も負けないように頑張ります。
「あれこれオーストリアワイン」はワイン大使みんなの中立・民主的なページ
「オーストリアワイン入門」はシノハラの極私的ページとして、我が道を突っ走ります。)